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今回はこちらに対する私の見解を話すことにしましょう。
ここまで炎上するとは思わなかった。という事は…
正直炎上してからこのキャラクターを知り、YouTubeなどで当時のコントをチェック。うー～ん、アウトかなと。ただ今回驚きなのは数週間経ってから波紋が広がりそれなりのニュースになっていること。これはこのご時世水面下でそれだけ世間が注目している事の現れだと思う。日本の政策でも少しずつセクシャルマイノリティへのマニフェストを組み込む党や政治家が出てきた。もうこの問題こそマイノリティではないの。
ゲイやオネエのキャラクターの終焉？
いいえ、私はそうは思わないわ。
今回のダメポイントは名前に露骨な差別的言葉があったのと、アウティングをからかうような描写があること。一橋大学事件があってからはこの手のことはタブーだと思うわ。
それはセクシャリティに限らず、例えばコメディアンが｢ハゲダハゲオ｣という名前で禿げた男性を演じて、カツラを被っていませんとかで笑いを取るのも同じ事。ハラスメントだわ。
でもハゲたおじさんやブスな女子を演じるのは悪くはない。ゲイやオネエ、女装も同じ。当事者にハラスメントをしていなければ何の問題も無いと思うわ。もしそれすらNGなら映画やドラマもバッシング対象となってしまうから。
当事者の地位向上を目指す笑いを目指そう
最近、この流れはお笑い界にも出始めている。不景気でもあえて景気良く行こう！バブル期を彷彿させる平野ノラ、どんな容姿でも関係ない！女子のポテンシャルを上げるブルゾンちえみ、禿げてても関係ない格好良く決めよう！トレンディエンジェル…
ディスって笑いをとる事よりも堂々と肯定したり自信過剰なくらいで笑いを取る流れがここ数年の人気を得ている。テレビに規制がかかり何もできなくつまらない時代になったのではなく、視聴者が意見できて目が肥えて来たからこそより質の高いテレビが求められているのだけの事。プロのコメディアンなら視聴者に文句言わずなるべく誰も傷つけないような己の芸を磨きなさい！
そして誰かを茶化して笑って楽しんでいる自分のゲスさを恥じなさい！
まぁ、とにかく保毛尾田さんと皆さんのお陰でこのコラムもあるので、そこはありがとう。
保毛尾田保毛男さんの皆さんのお陰でした
保毛尾田保毛男さんの皆さんのお陰でした
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