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闇夜の祭り

先日アタシが大尊敬している先輩タオイストジャパンのtarika先生がご自身のメルマガの中で『恥部替物語』に対して書評を書いて下さっていました♡ アタシ的に超胸熱な内容だったので是非ご紹介させて下さい♪♪ 闇夜の祭り 先日のメルマガでもご紹介した、女装家セラピスト クノタチホちゃん著の「恥部替物語」ですが、これがかなり色んな意味でインスパイアされます。セックスレスに悩む人、恋愛に悩む人、パートナーとの関係性についての悩みがある人、性の意識改革をしたいと思う皆さんに、ご一読をお勧めします。ちほちゃんがバイセクシャルの経験を活かして、女性、男性それぞれの立場や問題を見事に、鮮やかに浮かび上がらせています。このびっくりするような性転換物語、実は古代ギリシャ神話の中にも、そのアーキタイプを見つけることができます。交尾している蛇を棒で叩いたら男から女になってしまったしまったテイレシアースは、男女どちらの方が性の快感が大きいのか、と主神ゼウスとその妻ヘラに聞かれて、「女性だ」と答えたというもの。近年ではヴァージニア・ウルフの小説オーランドー。映画にもなっていますね。昏睡状態から目が覚めたら、男性から女性に入れ替わってしまったオーランドーの物語はジェンダー研究において、今も人気だそうです。最近では、あの新海監督の「君の名は」があります。「恥部替え物語」は、現代を生きる私たちが、身近すぎて直視できない、最もエゴの痛みを感じたくないセックスの問題を、軽やかにポップに浮き彫りにしてくれます。上記3作品と並ぶくらい面白い。しかも作品中では「タオ性科学」についても触れられていて、タオチームとしては必読書に指定したい一冊です。この物語を読んでいると、「大都市の隣りの闇夜の祭り」と言った先生の言葉がなん度も心をよぎり、新宿のオフィス街と隣り合わせの歌舞伎町を思い起こさせます。 性が入れ替わることと闇夜の祭り人には誰しも、エゴの防衛と本質、光と影など、二つの異質なもの間の葛藤があります。そこから来る慢性的な緊張と抑圧を抱えた感情の層を解放するのが、バカ騒ぎして踊り狂い、お酒を飲んでハメを外す「祭り」です。昔の日本でのみならず、世界中の古代の伝統の中でも、道徳に関係のないセックスを楽しむ祭りがあった、ということは、このメルマガ読者はご存知でしょう。(知らないけど興味ある!という方にはこの本はどうかな)そんなガス抜きが禁じ手になった現代は、恋愛もセックスもバーチャルで、気味の悪い性犯罪も激増中ですよね。他にも「都市の隣の歓楽街」なんて表現があったように思います。都市ではビジネスマンがバリっとスーツを着こなし、最新の機器と言葉を駆使して変化する世界経済に乗り遅れないよう全神経を集中していたり、営業成績を上げるためにしのぎを削っています。女性たちも男性と同じ土俵の上で勝負しないといけません。仕事の後、男性たちは隣の歓楽街へと消えて行き、たいていの女性たちは、家事、育児、介護の待つ自宅へと家路を急ぎます。新宿の高層ビル街と歌舞伎町は続きをみる

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