日本一の女装専門情報ポータルサイト

女装ワールド

クノタチホのブログ

これからの家族のカタチ

ブログ名:クノタチホのブログ

皆さんはどんな家庭環境で育ちましたか??

アタシは、末っ子の長男で歳の離れた姉が2人いました。
性別も違うし
歳も離れてたから
姉達とは、親の育て方や扱いが違ったみたいです。
アタシは両親が32歳の時の子供で
姉たちは両親が24歳と26歳の時の子供で
きっと両親の心境や、大人としての成熟具合、経済状況、何もかも姉たちを育てた時とは違ったんだろうなと思います
とにかく、両親からも姉たちからも、長男としての期待を裏切らないようにというプレッシャーが凄かった事と
姉達から、少し親の教育熱に対する違いに対して、妬みややっかみを口にされる事が多かった事を覚えています
家とか家系とか、先祖代々の血筋とか重んじるような良家で生まれ育ったわけじゃないけれども、大人になってら実家に住むか、実家の近くに一軒家を罰に建てて親の側に暮らして欲しいというお願いをウチの両親はよく口にしていました
大人になったアタシは見事に両親の期待を裏切って、実家から車で30分の距離を置いているし、親が長く大切にしてきた家を継ぐつもりはありません
その結論と選択が自分らしい性の在り方を生きている事にも繋がっていると思います
親にもカミングアウトしてますが、親は深くは理解はしていません
何故なら男の役割り、長男の役割、父親の役割を残しながら、女性化を楽しんでいるからです
アタシは、血の繋がりや家系という線引きをする価値観がその家の思う、男らしさや女らしさという概念を生み出しているなぁとずっと感じていました
家単位で、近所の家の子供より優秀な子供を育てる
そして後に残していく、そんな価値観を多かれ、少なかれ日本の家族という集団は目的としてもっているのだろうと思います
アタシは、その家族という仕組みが昔からとても嫌いでした
自分の家、他所の家
競ってどうするの??
比べてどうするの??
って思っていました
アタシはその価値観からずっと
血の繋がりの無い子を育てたいって願望がありました
今の息子は、今の嫁ちゃんの連れ子で3歳から一緒に暮らして今年で8年目です
もちろん、まだ息子にはパパが?実はトランスジェンダーで、バイセクだって事はカミングアウトしてません
でもウチの夫婦が他所のパパとママとはちょっと関係が違うなって事は、なんとなく気づいてるみたいです
アタシはトランスジェンダーになって1番悩んだのは、父性の欠如が息子にどんな影響をあたえるんだろう??
って事を心配したぐらいです
でも、それがこれからの新しい家族のカタチのヒントなのかなとも思うキッカケがありました
それはそんな環境でも息子の成長をしっかりと感じられる場面をみれた事がその心配を晴らしてくれました
きちんと大切にしてほしい事伝わってるじゃん
って安心しました( ^∀^)
父親って何?
母親って何?
ってところからアタシ達の性の概念はスタートすると言われています
ウチの家ほど性の在り方を歪曲した家族関係でなくても同年代の夫婦はそれぞれ20年前、10年前の家族のカタチから多かれ少なかれカタチを変えているなと、周りの保護者の方々と関わっていて思います。
{D6D08E24-1306-4298-B856-9F26A611FE68}

(妻とアタシ)

もちろん世帯によっては昔ながらのジェンダー観や家族観を色濃く残してらっしゃる保護者もいらっしゃいます
アタシは、これからはドンドン家族のカタチや価値観、性の在り方に対する考え方が柔軟になっていくと思います
でも残すべき大切な事って見落としてはいけないと思います
それは子供達が愛と意思を育む事を大人が援助するという機能です
アタシはどんな性自認になろうがそこの大人の責任を保つ事を大切にしています
家族のカタチに拘らないぶん、他人の子供だろうが生きる上で大切な事を学び成熟していく援助する事が、家族以外の関係でも行われるようにならないと、それはただの無責任な大人が増えるだけだと思います
だから同性婚をするカップルや生涯独身を貫くシングルの人には是非、養子をもらうぐらいの器量や、親戚の子供、友達の子供の成長に関わる時間や気持ちをもうけて欲しいなって思います
性のフラット化が進んでも
上の世代から借りたものは、カタチを変えて次の世代に返す
この世代間のリレーションシップは大切にしていく
そんな当たり前の礼節だけは大切にしたいと思います♡

これからの家族のカタチ
これからの家族のカタチ
クノタチホのブログ













-クノタチホのブログ
-, ,

Copyright© 女装ワールド , 2024 All Rights Reserved.