前に会食で一緒になったときはすごく熱烈にアピールしてくれた。私に好意があるんだなと感じた。 なのに次に会ったらあれ?あまり近づいてこない。 もう少しで関係が深まりそうなのにある距離まで来るとピタッと止まる。離れたと思ったらまた近づいてきて でもやっぱり同じところで止まってしまう。 いわゆる回避傾向のある男性との関係でそんな経験をした方もいると思います。 あるいはすごい勢いで近づいてきて一気に関係が深まった。これからもっと深くなっていくんだろうなと思ったら えっそんなにすぐ冷める!? こっちはまだ気持ちが盛り上がっているのに。 そんなふうに戸惑うこともありますよね。 気持ちが冷めてしまうこと。気持ちが深まるのを途中で止めてしまうこと。その動きが不思議に感じられるのではないでしょうか。 恋愛感情を考えるとき多くの方は相手への評価で気持ちが動いていると思っています。 例えばアタシとA君の恋が始まったらA君がアタシをどう思っているか。アタシがA君をどう思っているか。 そのふたつの矢印だけで考えるんですね。 でも冷めずに関係を深めていくにはそれだけでは見えない部分があります。 ふたりの内側にある男性性と女性性がどう関わり合っているか。 バランスだけではなくそのエネルギーがどう絡まり合っているのか。そこを構造として見ていくことが大事なんです。 ポイント1 「好き」は総合評価なんです「A君のことが好き」 「チホちゃんのことが好き」 この気持ちをもう少し細かく分けてみます。 まずはアタシの男性性の人格がA君の男性性をどう評価しているか。 次はアタシの女性性とA君の女性性がお互いをどう評価しているか。 男同士だったとしても友達になれるのか。女同士だったとしても友達になれるのか。これは別々の評価なんです。 女性から見て男性として魅力的かどうかだけではありません。同じ女性だったとしても気が合うのか。 男性側から見ても同じ男性だったとしても男友達になれるのか。そういう部分が関わっているんですね。 そしてもうひとつ。これは相手への評価ではありません。 自分の中の男性性と女性性がお互いをどう評価しているか。 自分の中のふたりは仲がいいのか。自分が自分をどう見ているのか。その関係も恋愛感情に含まれるんです。 アタシはよく 2対2の合コンをしているイメージ。 とお伝えしています。 アタシの中の男性性と女性性。A君の中の男性性と女性性。この2対2で仲良くなっていくと考えるんです。 人間関係が双方向になるのでひとり対ひとりで考えるよりも少し複雑になります。 カップル同士で参加して別の相手を見つけるのか元の相手に戻るのか。そんな恋愛リアリティーショーがありますよね。 ああいう関係をイメージするとわかりやすいかもしれません。 そもそも参加した自分の中のふたりが仲が悪いと外側の関係にも連動してしまう。内側が仲良しで参加すると 外側でも仲良くなっていきやすい。 自分の女性性が自分の男性性をしっかり評価できていない状態ならそこに危うさがあるということなんです。 【見ていきたい3つの評価】男性性同士の評価。女性性同士の評価。 それぞれの内側にある男性性と女性性の関係。 好きか嫌いかをひとつの気持ちだけで決めるのではなくこのトータルで見ていくことが大事なんですね。 ポイント2 恋愛は部分的な評価から始まるたいていの恋愛は 最初から全部に〇がついているわけではありません。 例えば男性性同士の相性はすごくいい。 自分がやりたいことを実際にやっている。叶えている。尊敬できる。 この部分では価値観も合う。 でも女性性の部分で見てみると一緒にご飯へ行っても食の好みが合わない。いつも気を張ってしまって力を抜けない。 なんとなく居心地が良くない。 ここは好きだけどこっちは好きになれない。 そんな状態があるんです。 さらに相手の機嫌が急に悪くなる。感情が安定していない。そう感じることもあるでしょう。 その人の中の男性性と女性性の仲が悪いと感情を保てるかどうかにも関わってきます。 素敵な部分はある。男性性の部分では尊敬できる。でもあの人の内側のふたりは あまり仲が良くなさそうだなと感じる。 そうすると3つのうちひとつには〇がついているけれど残りのふたつには×がついているような状態になります。 あるいはふたつには〇がついている。でも残りのひとつはまだ合わない。 そのように部分的にはいいけれどどこかに合わない部分もあるところから関係が始まることが多いんです。 2対2の合コンで考えると誰かは誰かを猛烈に好きになっている。でも別の組み合わせでは まだ好きになれていない。 全体が相思相愛になって3つに〇がついていくことで冷めない深い愛へ変わっていくんですね。 皆さんの言葉で言うなら 好きな部分もあるけれど違和感を感じる部分もある。 ということです。 最初にいいと思った部分に強く惹かれて関係が進んでいく。その好きという気持ちを 錯覚だと言いたいわけではありません。 ただそれはまだ全体の評価ではないかもしれないんです。 どこに〇がついていてどこに続きをみる
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冷めない愛の深め方