ブログ名:三橋順子先生ブログ
6月15日(金)
15年前、「GID特例法案」をめぐって、「毒饅頭だとわかっていて食うのか!」「毒饅頭だって饅頭だ。腹が減ってるんだから食ってなにが悪い」という論争があった(というか、やった)。
自民党の「LGBT理解増進法」にほいほい賛同するLGBT団体の代表のツィートを見て、歴史は繰り返すのだなぁと、しみじみ思う。
駄目な法律を作ると、そこで情況が止まってしまい、後でいろいろ困ることになる。
同じ轍を踏んでほしくない。
党派の問題ではなく、国際的な人権意識の水準にかなった法律を作って欲しい。
国際人権法に則して「性的指向、性自認、性別表現を理由にした、いかなる差別も禁止」と明記した法律なら、たとえ自民党案でも賛成する。
LGBTの人権保障については、内閣総理大臣直属の政策提言機関でもある「日本学術会議」が、すでに昨年、「提言」をまとめて提出している。
その「提言」の内容を踏まえるのが筋だと思う。
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自民党の「LGBT理解増進法」をめぐる動き
自民党の「LGBT理解増進法」をめぐる動き
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