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三橋順子先生ブログ

学生を大事にしない大学に未来はない

ブログ名:三橋順子先生ブログ

5月23日(水)

早稲田大学「スーパーフリー常習輪姦事件」(2003年)とか、慶応義塾大学「広告研究会集団レイプ事件」(2016年)とか、明治大学「女子学生大量路上昏睡事件」(2014年)とか、大学のイメージを大きく損なう事件は数々あった。

しかし、今回の日本大学「アメリカンフットボール部反則傷害事件」は、その根深さが違う。

一部の馬鹿な学生が無思慮にしでかした事件ではなく、大学の要職にある監督がコーチを通じて学生に指示(実質的な命令)して、しかも、フェアであるべきスポーツの試合の中で起こした傷害事件である点。

さらに、日本大学当局が、本来、真っ先に守るべき学生ではなく、責任を負うべき監督やコーチをかばい、責任を一学生に押しつけようとする姿勢を見せている点だ。

どちらも、大学の、学生スポーツのあるべき姿とはまったく逆であり、反社会的行為と言える。
だからこそ、これだけ強い社会的批判を招いているわけだ。

ただ、こうした日本大学の体質は、今に始まったことではない。
私のように、末端とは言え大学教育の場に長く携わっている人間なら、だいたいは知っている。
早い話、「ああ、あの日大ならやりかねない」ということだ。

日本大学、規模こそ日本一だが、偏差値的には首都圏の私立大学ではCランク。
そのランク以上に、長い伝統(1920年の大学令による旧制大学)をもつ大学なのに学術面で冴えない。
たとえば、前身が「日本法律学校」であるように法学部が「看板」だが、2017年の司法試験合格者(法科大学院コース)はわずか8名(ちなみに私立大学の上位は、慶応義塾大学144人、中央大学119人、早稲田大学102人、明治大学は30人)。

こういう図体だけ大きいが、実が伴っていない大学は、社会的評価の影響が大きい。
受験生からすると、どうしても日大を選ばなければならない理由に乏しいからだ。
このまま、イメージの低下が続けば、来春、かなりの数の受験生が回避するかもしれない。

かわいそうなのは、在校生、とりわけ就職活動中の学生だ
何も悪いことをしていないのに、大学のイメージ失墜の影響を被ることになる。

早稲田大学「スーパーフリー常習輪姦事件」(2003年)とか、慶応義塾大学「広告研究会集団レイプ事件」(2016年)とか、明治大学「女子学生大量路上昏睡事件」(2014年)とか、大学のイメージを大きく損なう事件は数々あった。

しかし、今回の日本大学「アメリカンフットボール部反則傷害事件」は、その根深さが違う。

一部の馬鹿な学生が無思慮にしでかした事件ではなく、大学の要職にある監督がコーチを通じて学生に指示(実質的な命令)して、しかも、フェアであるべきスポーツの試合の中で起こした傷害事件である点。

さらに、日本大学当局が、本来、真っ先に守るべき学生ではなく、責任を負うべき監督やコーチをかばい、責任を一学生に押しつけようとする姿勢を見せている点だ。

どちらも、大学の、学生スポーツのあるべき姿とはまったく逆であり、反社会的行為と言える。
だからこそ、これだけ強い社会的批判を招いているわけだ。

ただ、こうした日本大学の体質は、今に始まったことではない。
私のように、末端とは言え大学教育の場に長く携わっている人間なら、だいたいは知っている。
早い話、「ああ、あの日大ならやりかねない」ということだ。

日本大学、規模こそ日本一だが、偏差値的には首都圏の私立大学ではCランク。
そのランク以上に、長い伝統(1920年の大学令による旧制大学)をもつ大学なのに学術面で冴えない。
たとえば、前身が「日本法律学校」であるように法学部が「看板」だが、2017年の司法試験合格者(法科大学院コース)はわずか8名(ちなみに私立大学の上位は、慶応義塾大学144人、中央大学119人、早稲田大学102人、明治大学は30人)。

こういう図体だけ大きいが、実が伴っていない大学は、社会的評価の影響が大きい。
受験生からすると、どうしても日大を選ばなければならない理由に乏しいからだ。
このまま、イメージの低下が続けば、来春、かなりの数の受験生が回避するかもしれない。

かわいそうなのは、在校生、とりわけ就職活動中の学生だ
何も悪いことをしていないのに、大学のイメージ失墜の影響を被ることになる。

それを考えたら、今回の事件の責任者をすみやか、かつ、きっちり処分して、大学の体質の改善をはかることだ。
学生を大事にしない大学に未来はないのだから。

学生を大事にしない大学に未来はない
学生を大事にしない大学に未来はない
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