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三橋順子先生ブログ

タイで同性パートナー法、成立の見込み

ブログ名:三橋順子先生ブログ

4月26日(木)

タイは日本よりさらにキリスト教徒率が低い国(0.6%)なので、台湾のように宗教規範から同性婚に強硬に反対する人は少ないと思われる。
それに社会的影響力が強い上流社会層には、欧米留学帰りも多く、人権感覚をしっかり身につけている人もいる。

短い数回の滞在での印象だが、タイでは男性同士のカップルはあまり見かけなかった。
それに対してボーイッシュな女性と(普通の)女性のカップルは何度も見かけた。
また、タイではトランスウーマンが社会のあちこちで活躍していることは、よく知られているが、タイではIDカードの性別変更が認められていないので、彼女たちが男性と結婚したくても、法的にはできなかった。

今回は、とりあえず同性パートナーシップ法の制定ということのようだが、同性婚が認められれば、トランスウーマンと男性との結婚の需要はかなりあるだろう。
性別変更法と同性婚法は同時に行うべきという私のかねてからの主張からすると、タイでも同性婚法と同時に性別変更法も実現して欲しい。

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同性婚認める法律、現政権下で成立見込み

タイで同性婚を認める法律の制定に向けた作業が進められている。法律は現政権下で成立し、施行される見通し。25日付ネーションが法務省権利・自由擁護局(RLPD)筋の情報として伝えた。

法務省の小委員会が草案の策定作業を進めており、来月4日の会議で最終的な草案を承認して、法務相を通じて閣議に提出するとみられる。

草案では、同性の伴侶を「生涯の伴侶」と規定し、従来の異性婚と同等の権利を得るには法務省での登録が必要となる。登録後は、相互に経済的支援が求められるとともに、財産の相続が認められる。

生涯の伴侶については、血縁者は認めない。一方の死去、自主的な関係解消、裁判所の命令で伴侶の関係は解消される。

同性婚を認める法律は、同性のカップルが2012年、国会の法律・正義・人権に関する委員会に制定を陳情したことから、草案が策定されることになった。ただ、14年にクーデターが起きたことなどから、作業は遅れている。

「アジア経済ニュース」2018年04月26日(木)
https://www.nna.jp/news/show/1755453

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