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トランスジェンダー、生駒市議選に立候補へ「個性尊重し合える社会に」

トランスジェンダー、生駒市議選に立候補へ「個性尊重し合える社会に」

共産党公認で衆院選や奈良県議選に立候補した経験がある和泉信丈(のぶたけ)さん(35)が、来春の統一地方選で実施される奈良県生駒市議選に通称名の「和泉美鈴」で出馬することを決めた。昨年2月に党関係者と両親に、心の性が一致しないトランスジェンダーであることを打ち明け、「性的少数者(LGBTなど)だけでなく、それぞれ違う個性を持つ人が尊重し合える社会にしたい」と意欲を話す。
和泉さんは長野県生まれ。父が共産党の村議だった。奈良市の服飾関係の専門学校に入学するため奈良に移った。大阪のホテルで非正規の従業員として働いた経験もある。2014年の衆院選奈良2区、15年春の奈良県議選生駒市選挙区、16年の参院選比例代表に立候補したが、いずれも落選した。現在は党県北和地区常任委員として働いている。
和泉さんは幼いころから自分の性に違和感を持っていたが、人に伝えることはなかった。しかし候補者として活動する中で、素直な自分を表現できないと感じる場面が増えた。さらに15年の安保法制議論の際、人生をかけて反対する人たちに接し、根本の部分を隠している自分への違和感も強まった。
16年夏の参院選後の冬から髪を伸ばし始め、17年2月に党の上司と両親にトランスジェンダーであることを打ち明けた。「性同一性障害」で現在は医療機関でホルモン治療を受けている。将来的には性適合手術を受け、戸籍名や性別の変更を視野に入れているが、急いではいない。
「『信丈』という名前に両親の思いが込められているし、外見的な性別と名前の違いで困ることなどをもう少し知っておきたいという思いもある」と話す和泉さんは今年、期限が過ぎた電車の通勤定期を返す際、女性の服装をした和泉さんと名前を見た駅員から「本人による返還でないと受け取れない」と言われた経験があるという。「女性になるために治療中です」と説明して理解してもらったが、まだまだ社会にバリアーは多いと感じている。
通称名の美鈴は、戸惑いながらも理解を示す両親が名付けた。「みんなちがって、みんないい」という詩を残した詩人、金子みすゞさんにもちなんだネーミングという。
好きな言葉は「あなたの才能があなたらしさを作る」。ディズニー映画に登場するティンカー・ベルの言葉だ。「才能は、その人が持っているもので、みんな違う。性的少数者も同じで、一人一人少しずつ違う。その違いを当たり前に認め合って生きられる社会に」と語る。【熊谷仁志】

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