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三橋順子先生ブログ

オリンピックとLGB、そしてT

ブログ名:三橋順子先生ブログ

2月26日(月)

はっきり言って、LGBがオリンピックに出場することは、今さら何の問題もない。
オリンピック・アスリートにLGBがいることは、欧米では当たり前のこと。

若干、問題があるとすればTだけ。
それもTrans-manが男性として男子競技に出るのは問題なし。
競技の公平性という点で問題になるのは、Trans-womanが女性として女子競技にでる場合だけ。
このケースでについては、すでにIOC(国際オリンピック委員会)が詳細(かつ厳しい)規定を設けていて、それをクリアすれば、出場できる。
詳細は下記(↓)参照。
https://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2016-01-25-2

T問題に触れずに、オリンピックとLGBTを語る『朝日新聞』のこの記事はいかにも浅薄。

それにしても、なぜ日本のメディアやLGB関係者は、トランスジェンダーについてのIOCの規定をないことのように語るのだろう?
規定の内容を議論するならともかく、規定がないかのように言うのは、単なる「物知らず」だ。

まあ、LGBの人たちがTの問題には関心を払ってこなかった証拠ということだろう。

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性的少数者の選手、光る活躍 リッポンら、増える公表

平昌冬季五輪で、LGBTなど性的少数者であることを表明した選手たちが活躍している。差別をなくそうと、自ら情報を発信する選手も増えている。

21日のスピードスケート女子団体追い抜き決勝で日本に敗れたオランダのイレイン・ブスト(31)は、同国の女性スケート選手を同性パートナーとして公表している。1500メートルでは高木美帆を抑えて優勝、これが冬季五輪で自身5個目の金メダルとなった。

オランダは2001年に世界で初めて同性婚が法制化された国だが、それでも偏見や差別と闘ってきたという。英ガーディアン紙に「スケーターのイレインでなく、ガールフレンドのいるイレインとして知られてきた。それに葛藤してきた」と語った。

フィギュアスケート男子10位のアダム・リッポン(28)=米国=は3年前、「いいロールモデルになりたい」とゲイを表明。「僕はゲイ・オリンピアンと呼ばれている。でも次の世代の選手は、ただのオリンピアンと呼ばれることを望む。だって、僕らに何も違いはないから」と話した。

同じくゲイを表明し、フィギュア団体でカナダを金メダルに導いたペアのエリック・ラドフォード(33)は自身のSNSで「#outandproud」(カミングアウトは誇り)というハッシュタグをつけて喜びを伝えた。

フィギュア男子金メダルの羽生結弦の振り付けを担当したトリノ五輪銅メダルのジェフリー・バトル氏(35)もゲイを公表する一人。「(LGBTに対する)多くの憎悪と恐れは、知らないことに起因している。知ることで、状況は改善する」と指摘する。

LGBTとスポーツの情報を発信している米ネットメディア「アウトスポーツ」によると、LGBTを公表して平昌五輪に出ている選手は15人。前回ソチ五輪は7人だった。国籍は米国、ベルギー(各3人)、豪州、オランダ(各2人)、スウェーデン、オーストリア、スイス、チェコ、カナダ。同性婚を法制化したり、裁判所で認められたりした国の選手ばかりだ。(後藤太輔、榊原一生)

どう尊重、模索続く

14年ソチ五輪では、前年にロシアで成立した「反同性愛法」に対する非難が殺到。同性愛者への差別を助長しかねないと、米国のオバマ大統領やフランスのオランド大統領らが開会式を欠席する事態に発展した。

国や地域によって法制度や状況が異なる中、大会運営側もLGBTの選手や観客をどう尊重していくのか、模索が続く。

平昌大会組織委員会は、「同性パートナーとの宿泊をホテル側に認めてもらう」などといった方策をとっていないという。20年東京大会組織委は差別解消への理解を進めるための職員向けガイドブックを作成中だが、トイレやホテルなどの対応は未定だ。東京都は、LGBTや人種などによる差別を防ぐ条例の策定を検討している。

夏季大会では16年リオデジャネイロ五輪で50選手以上がLGBTであることを表明。中京大の來田(らいた)享子教授(体育史)は「性的指向にかかわらず、やりたいスポーツができ、自分の力を発揮できる社会が広がっている。アスリートがスポーツを通じて差別をなくそうと呼びかけられるようになった結果でもある。自分の性的指向を悩んでいる人たちに大きな影響を与える」と話す。(忠鉢信一)

『朝日新聞』2018年2月25日14時37分
https://digital.asahi.com/articles/ASL2J0DYDL2HUTQP05R.html?rm=841

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