ブログ名:なおのダイアリー
木田元の、わたしの哲学入門を読みました。
この本は、そもそも哲学に興味をもつ不幸な人への哲学入門なんですw
できることなら、哲学なんかに興味をもたないほうがいいということです。
でも、興味をもっても、いろいろ難しいので、少しでも哲学の世界に入りやすいようにしたいとうことで書かれた本です。これいいですよね。
いぁ、たしかに、哲学って一人の著作を読んでも、わからないことがあるので、これは、すごくよいアドヴァイスだと思いました。もし、ヘーゲルを読みたければ、ストレートに読むよりも長谷川宏のヘーゲル「精神現象学」入門とかも読んだほうがいいよみたいな感じを示唆してくれています。
そもそも、哲学ってなんだ?みたいな疑問ありますよね。それも木田元のこの本を読めばなんとなく分かる気がしました。
哲学と反哲学、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、スコラ哲学、キリスト教哲学、デカルト、カント、ヘーゲルといった哲学の歴史に対して、ニーチェが異論をとなえて、それからハイデガーが明確に従来の哲学は間違っていると言った、それが反哲学。
わかりやすいですよね、こういう説明されると。
でも、哲学はやっぱり難しいのです。それはしょうがないですよね。
ニューハーフさんで、ピリカさんて人がカントの純粋理性批判が好きと書いていたブログをみて、哲学に興味がわいたのですが、これは手強いです。なので、木田元の導入がすごくよかったかなと思います。いずれはその本を読みたいとは思います。
木田元おすすめの本、ハインリッヒ・ハイネのドイツ古典哲学の本質、絶版なので神田の古本屋さんでさがしたら1800円であったのですが、なんか高いなと思って、アマゾンで480円のを注文して今日届いたのですが、1800円のよりも綺麗であの古本屋はなんだみたいに思いました。
哲学ってなんか面白い、と思いませんか?w
そろそろ、こんな季節。紫陽花の咲きはじめって綺麗ですよね。
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哲学ってなんなんだ?
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