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女装する前に起きた3つの悲劇〜突きつけられた離婚届〜

ブログ名:クノタチホのブログ

顔が良いわけでも無く

オシャレなわけでも無く、垢抜けた感じでも無く
パッと見るとオンナにモテそうか、モテなさそうかというと、モテない部類に入る外見のボク。
そんなボクがオトコして自信を持っていたのが、仕事が出来る事でした。
学生時代は喧嘩自慢
大人になってからはセールス自慢
【オトコは中身で勝負だ】
というのがボクのオトコとしての信念だったのです。
オンナにモテたわけでは無かったけど、自分の事を好きなオンナを見つけるのは得意でした。
そして3年の交際を経て、会社設立時期とほぼ同じ時期に結婚した妻も、その中の一人でした。
オトコとオンナの関係は、バランス関係であると、ボクは昔からずっと思っていました。
それは依存と自立だし、ネガティヴとポジティブだし、思考と感情だし、それは2つで1つの生き物だというのは、オトコを辞めてオトコ✖️オンナになった今でも変わらない考え方です。
モテ無いとか、モテるというのと
自分にあったパートナーを見つけるのが上手いのは全く別の事だと思います。
今のオトコとしての自分に必要なオンナ
今のオトコとしての自分を必要としていオンナ
がどんなオンナかという事を分かっているのか、分かっていないのかただそれだけだと思います。
ボクが元キャバ嬢の妻に一目惚れして結婚した理由は、オトコとして要求してくる事がとても大きい事が大きな理由にあります。
オトコにチヤホヤされる事に慣れているオンナ
オトコに貢がれる事に慣れているオンナ
はオトコに厳しい。
その厳しさがボクのモチベーション、原動力になっていました。
どんな時でもずっと一緒にいるねってタイプのオンナが良いオンナは、オトコをダメにすると考えていたボクは間逆のオンナを妻に選んだのです。
稼ぐオトコ、出来るオトコでい続ける事が夫婦円満でいれる最低条件でした。
それを覚悟で結婚したボクが、その自身の軸を失おうとしている事に妻は薄々感づいていました。
仕事の状況、自分の状態が悪い事を、ボクは隠すのに必死でした…
妻だけには心配をかけたく無いのでは無く、妻だけには上手くいってないボクをさらけ出すわけにはいかなかったのです。
でも駆け引きの百戦錬磨だった妻が、ボクの様子の変化に気づかないわけがないという計算が出来てませんでした。
ある日、仕事から帰ってきたボクに妻が
『あんた最近、シンドそうな顔してるけど大丈夫??なんかあったんやったらアタシに話してな。聞いたあげるぐらいしか出来ひんけど』
と優しい言葉をかけてきたのです。
知り合って5年、結婚して2年
妻も、妻としてボクを支えるオンナに変わったのかなぁ??
と、油断したボクは会社で起きているとんでもない出来事、会社の悲惨な状況、松山との関係について悩んでいる事、全てを打ちあけた。
妻は、とても優しく聞いてくれた、そしてボクを受けとめてくれました。
それが妻の誘導尋問だったとは知らずに、その日、ボクは久しぶりに安心してぐっすり寝ました。
そしてその次の日の朝には、
『そんな時だってあるよ、アンタやったら乗り越えれるし頑張りやぁ』
と送り出してくれた。
夫婦ってこうやって、支え合って生きていくんだなぁと思いながら妻への深い愛情と感謝をかみしめながら仕事へ向かいました。
そして仕事を、終わらせ、帰りに妻の好きな洋菓子屋のケーキを買って家に帰りました。
いつもと同じ時間に帰ったのに、妻も子供も家に居なかったのでおかしいなと思いながらリビングの電気をつけると、信じられないものが目に飛び込んできました。
リビングのテーブルの上には、離婚届けと置き手紙が置いてありました。
手紙には
★★★
少しのあいだ、実家に子供を連れて実家に帰ります。
仕事の状況が、変わったら迎えに来て下さい。
それまでは、連絡はけっこうです。
万が一、会社が倒産するような事があれば、この離婚届けにサインして、提出して下さい
それでは、体に気をつけて頑張ってくださいね
★★★
と綴られていたのです…
昨日の受けとめて貰えたと安心感から、どん底の状態につき落とされた気分だった
余りの予期せぬ状況にボクはただ呆然とするだけでした、…
姉に自殺から始まり、会社はグチャグチャ、嫁には離婚届をおいて出ていかれて、ボクは何が、ボクの人生に起きているのか?なぜボクがこんな目に合わないといけないのかがサッパリ分かりませんでした。
そして湧き上がる不安という感情に蓋をするために、まず仕事をなんとかしないと…
と焦る気持ちがドンドン状況を悪くしていくのですが、それはまた【次のお話】

女装する前に起きた3つの悲劇〜突きつけられた離婚届〜
女装する前に起きた3つの悲劇〜突きつけられた離婚届〜
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