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戦後平和主義


 池波正太郎「人斬り半次郎」を読んでいて、明治・大正・昭和前期という時代は、敗戦後から今に至る歴史認識では理解しにくいのではないかという気がしてきた。敗戦後の日本を一応平和ボケ時代とすると、それ以前はいったいどんな時代だったのだろう、いまからすると理解しがたい時代だったのではないかと思えるのだ。

 明治10年9月西郷死去。これによって幕末から明治初期は一応終結する。あぁ、これは私のかってな区分ですよ。廃藩置県や士族への俸給の停止、廃刀令。政府の要人が西欧をまわってみて、日本の産業や軍備その他多くのもので遅れていることを痛感する。とはいえ、日本国にはお金がない。富国強兵が喫緊の課題となるわけです。
 その頃、西欧列強はアジア進出に熱心だった。イギリスは日本を利用して朝鮮半島を支配したがっていた。日本にとってもそれは有益なのことなのでできることならそうしたかった。

 こういう時の年表は、元号でみるほうが分かりやすい気がします。

 明治4年  廃藩置県
 明治5年  徴兵制
 明治6年  家禄奉還
 明治9年  廃刀令
 明治10年 西郷死去
 明治14年 帝国議会開設の詔
 明治22年 大日本帝国憲法発布。
 明治27年 日清戦争。
 明治35年 日英同盟。
 明治37年 日ロ戦争。
 明治43年 韓国併合。
 大正6年  ロシア革命。
 大正7年  シベリア出兵
 大正7年  第一次世界大戦
 昭和6年  満州事変
 昭和12年 日中戦争
 昭和13年 国家総動員法
 昭和15年 日独伊軍事同盟
 昭和16年 太平洋戦争
 昭和20年 敗戦

 この歴史の大きなうねりの中では、太平洋戦争まで紆余曲折はあったのかどうかはわからないが、一直線のようにも思える。
 それにしても、ずいぶん無理なことをしてきたものだ。そのエネルギーは想像を絶する。そのことによって何人の方が命を絶ったのか。多くの命が絶たれたのか。平和ボケでいられる今は悪くはない時代のようにも思う。

 将棋アニメ「りゅうおうのおしごと」を見ているのですが、これってロリコンアニメですよね、将棋連盟公認?w
 大坂ナオミ全豪優勝しましたね。多くの日本人と違うかもしれないですが、わたしは、無観客でテレビでオリンピックみたいなと思っています。なんにも考えてないわけですが(-_-;)

女装拡散ゾウさん
掲載媒体:なおのダイアリー
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