自分のスタイルを自由に選べる「ジェンダーレス制服」を採用する学校が増加
大切なのは「どれを選んでも大丈夫」という気持ち。今、「ジェンダーレス制服」採用校が増加傾向にある。
そこでトンボは教育現場でも関心が高まる「LGBT」への対応として採用が増加する「ジェンダーレス制服」や、信州大学と共同で開発した学生の動作に寄り添った「ジャージみたいな制服」など、今後スタンダードな制服として、増えそうな制服を紹介した。
自分のスタイルを自由に選べる「ジェンダーレス制服」を採用する学校が増加
2020.09.02 ライフスタイル大切なのは「どれを選んでも大丈夫」という気持ち。今、「ジェンダーレス制服」採用校が増加傾向にある。
そこでトンボは教育現場でも関心が高まる「LGBT」への対応として採用が増加する「ジェンダーレス制服」や、信州大学と共同で開発した学生の動作に寄り添った「ジャージみたいな制服」など、今後スタンダードな制服として、増えそうな制服を紹介した。
誰もが自由に選べる「ジェンダーレス制服」とは?① 性に対する多様性
生徒や親の認知も高まりつつあり、LGBTの生徒にも対応したジェンダーレス制服は好評だ。性差のない「ブルゾン風ジャケット」タイプなど、ユニセックスなアイテムも、今後、新たな選択肢に。
② 機能に対する多様性
信州大学と共同開発。動きやすく負荷の少ない「ジャージみたいな制服」。
ストレッチ素材とこだわりの仕様、パターン設計で、「動きやすく」「軽く」「しわになりにくい」家庭の洗濯機でも洗えるジャケットを開発。発売開始から1年間で28校が採用。
① 性に対する多様性
教育現場でもますます関心が高まる「LGBT」への対応。トンボ学生服では、誰もが多様性を認め、安心して学校生活を過ごすことができるよう、性の多様性への対する取り組みとして、LGBTアドバイザーや当事者へのアンケートなどをもとに、性差で悩むことなく、誰もが自由に選べる「ジェンダーレス制服」を開発するとともに、教育現場での「LGBT」への理解を深めてるための活動を推進している。
【LGBT】Lesbian、Gay、Bisexual、Transgenderの頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称のひとつ。LBGT以外にも多様なセクシャリティが存在する。
・FtM:生物学的には女性、性自認は男性
・MtF:生物学的には男性、性自認は女性
・Xジェンダー:男女の枠にとらわれない性の人。 中性又は性別を決めたくない人
求められているのは「性差を意識しなくていい」制服「トランスジェンダーのための制服」ではなく、一人ひとりが「自分にあったものを選べる」。大切なのは「どれを選んでも大丈夫」という環境作りなのだ。
「スラックスを選ぶ」=トランスジェンダーではなく、スカートが嫌いな人、足にコンプレックスがある人、寒いのが苦手な人、パンツスタイルが好きな人など、その理由は様々だ。
誰もが「自分の気持ちに合ったスタイルを自由に選べる」「どれを選んでも大丈夫」という環境づくりが大切であり、トンボは、生徒・保護者・先生方に向け、様々な活動を通じて、LGBTや多様な性に関する理解を深める環境作りを手伝いをしている。
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