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【コロンビア】性別による外出制限を導入、外出規制強化。トランスジェンダーは自認する性でOK

ボゴタ市が性別による外出制限を導入、隔離措置を強化
ボゴタ市のクラウディア・ロペス市長は4月8日、性別による外出制限を4月13日から26日まで実施すると発表した。現在全国で実施中の自宅隔離措置に加えて適用するもので、食料品の買い物や銀行手続きなど必要な外出について、女性は偶数日、男性は奇数日のみ外出を認める。トランスジェンダーの人は自認する性を適用できる。違反者には最高で100万ペソ(約2万8,000円、1ペソ=約0.028円)の罰金を科す。

ボゴタ市では、自宅隔離措置実施中にも関わらず一部の地区で道路や駅などに人が集中する様子が確認されており、性別により外出できる日を限定することで、隔離措置を強化する狙い。国内ではメデジン、カリ、バランキージャを始め多くの自治体で、国の自宅隔離措置に加えて、身分証番号末尾の数字に基づく外出制限を実施しているが、身分証確認の際の警察官と市民の接触を避けるため、ボゴタ市では性別による外出制限を導入したとロペス市長は説明した。
ロペス市長はまた、タクシー会社に対し、4月8日以降の乗客の情報や乗降履歴を報告するよう義務付けた。感染者が発生した場合に濃厚接触者を追跡できるようにするためで、乗客の氏名、連絡先、乗車地点および降車地点を報告しなければならない。

クリハラチアキ
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