女優に負けない?チャン・ドンユンの美しすぎる”女装姿”
韓流ドラマにおいて、これまで女装男子が登場するコメディは多々あるものの、時代劇では、「トキメキ☆成均館スキャンダル」(2010年)のキム・ユニ(パク・ミニョン)や「輝くか、狂うか」(2015年)のシンユル(オ・ヨンソ)、さらに「雲が描いた月明り」(2016年)のラオン(キム・ユジュン)など、どちらかといえば”男装女子”が登場し、相手役との恋物語に深みを与えてきた良作が実は多い。そんな中、近作では元Wanna Oneのパク・ジフンが演じた「コッパダン(原題)」(2019年)のコ・ヨンス役のように、”女性よりも美しい”という設定の美男子キャラクターが続々誕生。もはやラブコメ時代劇では必須といわれるほどかもしれない。そんな韓流時代劇において、新機軸ともいえる”女装男子”を見事に体現したチャン・ドンユン。彼の中性的かつ端正な顔立ちが化粧映えすることに加えて、艶やかな長い髪は女性と見まちがえても不思議ではない麗しさ…。さらに彼の華奢なボディラインも、その女装に一層の説得力を与えている。
その一方で外見だけに留まらず、未亡人になりすました彼の声も、わざとらしくならない絶妙な発声が活かされている。一瞬を切り取る写真であれば、念入りなメイクや髪型、艶やかな扮装でごまかせるかもしれないが、チャン・ドンユンの女装は、繊細な表現力や所作があってこそ。武芸にも優れ、実は男らしいノクドゥの”素顔”とのギャップも萌えポイントで、それゆえに女装姿のチャーミングさがより際立ってくるのだ。
2016年のデビュー以来、これといった代表作のなかったチャン・ドンユンの大出世作――”女装男子”という新機軸で、これまでに感じたことのないトキメキや笑いを生んでいる「ノクドゥ伝(原題)」の大ヒットで、韓流時代劇に今後、女装男子が続出するかもしれない…?
Copyright © 2020 女装トランスジェンダーニュース-JSN24- All Rights Reserved.