トランスジェンダー理解を 津で討論会、親世代に呼び掛け
心と体の性別が一致しないトランスジェンダーへの理解を深めようと、高田高校(津市)の生徒や当事者、支援者らでつくる団体「NFT」が二十二日、津市でイベントを開いた。
NFT代表で高田高卒業生の早稲田大一年江崎夢さん(19)と、トランスジェンダーの冬馬さん(19)、別の当事者の母親の浦狩知子さん(56)がパネルディスカッションで自身の経験や思いを語った。
女性として生まれ、現在は男性として生活する冬馬さんは、高校で「制服のスカートを見るだけで吐き気がした」ほど思い悩み、自殺も考えたと明かした。母親に打ち明けた際、初めは否定されたが、今は理解してくれているという。親世代に対して、「繊細な内容だからと遠慮するのではなく、お互いが望んでいることを何回でも話し合って、隙間を埋めることが大事」と呼び掛けた。
浦狩さんは五年前に子どもから性別の違和感を伝えられ、相談窓口や医療機関を数十軒以上当たったが、断られたり、たらい回しにされたりしたと紹介。「相談があったら、まずは力になりますと言ってほしい」と求めた。性的少数者(LGBT)に関する記述が教科書に載るなど、子ども世代から理解が進んできているとして、「親世代も相談に乗れるようにしておいてほしい」と呼び掛けた。
クリハラチアキ
まじで親世代の理解が重要。
今の世代が親世代になることはだいぶ緩和されてるだろうが、
その間もTGは生まれ育つ。第二次性徴前の対策は親の理解がないとマジで厳しい現状。
今の世代が親世代になることはだいぶ緩和されてるだろうが、
その間もTGは生まれ育つ。第二次性徴前の対策は親の理解がないとマジで厳しい現状。
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