ブログ名:女性化ガイド
女性らしい声を出すには、高い声を出すことも大切ですが、それだけでは不十分です。男性と女性では、話し方のイントネーションやアクセントが異なります。また、言葉づかいの違いもあります。今回は、男性と女性の言葉づかいの違いについて説明します。
女性の方がていねいな言葉を使うことが多いです
男性と女性の言葉づかいには違いがありますが、近年では女性でも男性のような言葉づかいをする方が増えてきました。しかし、女性の方がていねいな言葉を使う傾向は変わりません。
ものの名前を呼び捨てにしない
まずは、ものの名前には「お」や「ご」をつけてみましょう。例えば、お金のことを「カネ」っていっていないでしょうか。男性はこういう人が少なくありません。しかし、それではきたない感じがするので、「おかね」といいましょう。
「金ねえよ」→「お金ないよ」
男性言葉をやめる
パッと思いついたものをあげてみました。
否定の「ない」 | 知らねえ | 知らない(わよ) |
命令形に注意 | くれ | ちょうだい |
しろ | してちょうだい | |
返せ | 返して | |
来い | 来て | |
やめろ | やめて | |
感嘆詞 | おい | ねえ |
人称詞 | おめー | あなた |
この辺は気をつけた方がいいと思います。
女性風の言葉づかいの例文
「ちょっと、どういうこと? 連れてってくれるっていったじゃない!!」
「ねえ、これしってる?」「うん知ってる、〇〇でしょ。」「そうそう、彼にもらったの。」
「どうやったら、女の子みたいな話し方できるようになるかな?」
「う〜ん、練習するしかないよ」
「こつとかあるの??」
「こつかぁ〜、男言葉をつかわないこととか…」
「あとはそんなに変わらないと思う。ちょっと言葉の後ろが変わるくらい…」
「そうなんだ。ありがと、なんとなくわかったきがする」
ここまで書いて、イントネーションの方が大切かもって気づきました。
女性らしい言葉づかいの基本
ポイントをまとめて見ました。
- 男言葉を使わない ×「だぜ」「しろ(命令形)」
- 丁寧な言葉使いをする 「お」「ご」をつける
- はっきりした断定(決めつけ)をさける 「とか…」「…だと思う」
- 語尾に「わ」「わよ」「よ」「なの(よ)」「ね」などをつける
- 女性が使う感嘆詞を使う 「あら」「きゃー」「やだ〜」「ねえ」
- イントネーションは男性よりも大きめに
どうやって、女性らしい話し方を身につけるか
周りにいる女の子たちの会話やドラマなどでのセリフを聞いてください。そして、どういう言葉をつかっているか、どういうアクセントやイントネーションかを意識してまねてみるといいと思います。
私は、テレビを見ながら、ドラマやバラエティー番組での女性の発言をまねして覚えました。
いつも思うんですけど、MTFに必要な能力って、モノマネと演技だと思います。モノマネは、女性らしい声や話し方を真似るのにも役立ちますし、演技が上手くなればパス度も上がると思います。
演技とパス度については、また次回以降の記事で書きますね。
性同一性障害MTF・ニューハーフが女性らしい言葉づかいを身につけるには?
性同一性障害MTF・ニューハーフが女性らしい言葉づかいを身につけるには?
女性化ガイド