最近、「男」「女」を分けないテレビCM、
商品、広告が目につくような気がしています。
私だけでしょうか?特にそうしたアンテナは
人より立てて生活していますが…この変化、
皆さまもお気付きでしたでしょうか??
3年前(2015年後半)資生堂が女装をした男性達を
学校をテーマに宣伝をしたことは記憶に新しいですが…
あの話題になった資生堂のCM始め、関ジャニの女装CM、どんどん
女装の波は加速していったことも追い続けていた身としては記憶に新しいです。
その次に、私の記憶としては「LGBT」が
大々的にピックアップされるようになりました。
一番大きな影響は有名なビジネス書に
「LGBTビジネス」と書かれていたこと。
LGBTをビジネスとして捉えよう!儲けられる!
という話が一人歩きし、ビジネス界の経営者が
こぞってLGBT関連のサービスを始めました。
しかし、稼ぐ目的だけでこの問題に取り掛かるのは
長年悩んできた人々の心と歴史を踏みにじるかも知れない
ということで、個人的には怖い(現象)ブームだと感じました。
現に、当時の私の予想通り、LGBTビジネスブームで
今までしっかり続いている会社は少ないように思います…。
「正しい知識が必要だ!」と、LGBT検定もできました。
こうした取り組み始め、当事者でない身が関わるとすれば
必ず当事者が参加しているか、当事者の声を研究して
本当に当事者に寄り添えているか、そうした点を
重視して参加、広める必要があると思います。
しかしここで注意して欲しいことは
当事者であっても「LGBTQ」についての経験や
知識をきちんと持っている人に限るということ。
これは当事者の中でも確かな知識と経験があり、
今最も注目を浴びていると言っても過言でない女性(まきむぅさん)
が代弁して書いてくださっているのでその記事を紹介します。
LGBT検定炎上に見る「金儲けは悪」「当事者だけが正しい」って空気
個人的に日本のそうした「?」を感じる全体的な動きより…
心から素直に感動したのは、世界を代表する雑誌の表紙に
「LGBTQ...」最も最先端の性のカテゴライズ、そしてそれに
当てはまる人々がズラーっと並んだことです。
※2017年の1月のナショナルジオグラフィックの表紙
当事者でない私も、心からワクワクしました。
時代は確実に少数派の人にも
優しく動いているのだと実感しました。
これ、2017年の1月に発行されています。
日本はまだこの手の雑誌が大手から販売されていません。
(もう、2018年が終わろうとしているのに…!)
この事実も本来は大きく報道すべき問題ですが
残念ながら日本でそこまで宣伝されませんでした。
数年前までのそうした動きを研究していると、
「大げさに」「派手に」「サプライズとして」「大きく」
という感じを受けました。少数派に対する《特別視感》が
部外者の身であっても、否めなかった時代です・・・。
しかし、最近の海外企業、日本企業始め多くの宣伝や広告は
「ナチュラル」 にアピールしているのです。これは本当に素晴らしいこと…。
その一部をご紹介します。
【CM】ボルボ V60
「国籍、ジェンダー、歳の差、家族の形が
どれだけ変わっても家族を守るボルボです。」
2018年/CMでこのようなセリフが使われていました。
【商品】レノアハピネス
「男女兼用で使える柔軟剤」ユニセックスシリーズ
2018年/CMでユニセックスをうたう表現がされていました。
ちなみにこの男優、千葉雄大さんはパピコの女装CMで有名です。
(2016年後半にこのCMは放送されています)
【コスメ】FIVEISM✖️THREE
女性界で有名なブランドから本格的な男性向けコスメ登場!
2018年/ここまでブランドが大きく、監修者も知名度があり、
しっかりと作られた化粧品は初めてではないでしょうか?
肌に塗る「ファンデーション」始め、
「口紅」まで販売されるそうです。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
この例はほんの一部です。今、世の中のあらゆるところで
大企業始め個人の会社様でもジェンダーについて様々な
商品開発や広告、CMが作られ発信されつつあります。
「女装」「LGBT」を大げさに掲げていた
3年ほど前とは異なるアプローチの方法です。
3年前は少数派から攻めて、
大多数はも理解してと言っている感じ。
今回は大多数派から攻めて、
少数派も大多数派と同じと言っている感じ。
今まで女装メーク師として、当事者にもお会いしながら
研究してきた身としては・・・そうんな風に感じます。
そして2018年後半、こうしたテーマはきっと
2019年、2020年・・・その先もより社会に
自然に浸透していくのだろうなと感じました。。
そして「普通」と呼ばれる人々へ届けたい言葉があります。
「普通」は当たり前である。この感覚を押し付けることは
確実に人の心を傷つけ、自由に生きる人生も奪うことになります。
まずそれに大多数の「普通」と呼ばれる人が気付いてください。
私は個人的に、少数派の人々が「普通」に対応され
「普通」に馴染み、少しでも毎日が楽に生きられる
そんな全ての人に生きやすい社会を願ってやみません。
この願いは、「変」と言われるようになった
小学校から感じていました。そう、私も少数派です。
「普通」を押し付ける人々が「変」!!!
そう思えるほど、当時の幼い私は精神的に無敵でしたが…(笑)
少数派の「変」とされる人々と大多数の「普通」と呼ばれる人を
繋ぎ合わせる少しでもきっかけになるよう、こうした記事も書きました。
(中には「変」と分類されて生きてきた人もいるかも知れませんね)
最後に・・・
「普通」とされる人が女装を体験すること。
これは、少数派の誰かの人生を理解するよという行動になり、
そうした行動が誰かの心の重荷を救うことにもなるかも知れません。
別にボランティア精神や少数派に対して可哀想だという
変な誤解の気持ちで体験されても困りますが…(((( ;゚д゚)))
実は、女装紳士を体験した人の勇気は自動的に
多くの人々の生きる糧となっているのです。
私はそうした繋がりを自然に生めるこの仕事を誇りに思っています。
女装紳士IMA
人生一度の経験を提供する変身専門美容メイクサロン
▲女装紳士|大阪・なんば▲
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▲住所:大阪市浪速区(なんば駅より1駅隣)
▲営業時間:10:00〜23:00(不定期営業)
▲ホームページ:zyosoushinshi.com
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▶︎予約専用番号:050-5274-5779(受付10:00〜18:00)
※女性スタッフがかけ直します(*^_^*)まずはお気軽にお電話ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▶︎ネット予約 カレンダーを見て空いてる日を確実に予約できる!
ネット予約はこちら▶︎http://www.zyosoushinshi.com/book-online
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▶︎ご予約フォーム わかりやすいご予約フォーム予約も受け付け中。
ご予約フォームはこちら▶︎https://www.zyosoushinshi.com/blank
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▶︎インスタグラム「zyoshoushinshi」
メイク師IMAの女装と社会をテーマにした
メイクアップアート作品随時公開中!
▶︎Facebook「女装紳士公式フェイスブック」
お客様からの「いいね!」「レビュー」掲載中。