ブログ名:ニューハーフ生活情報~ニューハーフ美塾
ニューハーフのお仕事と言えば、クラブやバー、ショーパブ、ヘルスなど、夜のお仕事がイメージされがち。たしかに募集要項にニューハーフと限定しているのは夜のお店が多いけど、昼間に働ける仕事もたくさんあります。夜のお仕事は報酬がよく、明るい雰囲気で働けるところが多いけど、長く働くことを考えると昼間の仕事の方がいいって人も多いですよね。
ニューハーフがお昼の仕事に転職するためにはどうすればいいのでしょうか。どうやって仕事を探すのかもポイントですが、そもそもどんな仕事がしたいのかも明確にしていく必要がありますよね。ニューハーフが転職するなら、どんな仕事に向いているのか、それぞれの職種の特徴なども知っておきましょう。
まずは自分が何が出来るのか見直そう。
ニューハーフとしてお昼の転職を考えている場合、最初にしないといけないのは自分にできることを模索すること。自分に何ができるのか把握し、自分の能力を活かせることや能力を発揮できる仕事が理想の転職先になります。
私も転職するときは、自分の能力を活かせる場所で仕事がしたいとずっと考えてきました。自分らしく働くことは、自分の人生を豊かにしてくれます。得意なことがないという人でも、好きなことであれば継続して続けることができるものです。
特技が無くても、人と話すことが好きであれば接客業や営業職で自分の能力を発揮できるかもしれません。人間関係が希薄なりつつ現代において、コミュニケーションを取るのが上手であれば、それだけで企業や会社は重宝するものです。
逆に人と話すことが苦手で、マイペースな性格の人なら、事務職や技術職に向いています。
最初のうちは仕事を覚えるのも大変ですが、一度覚えてしまうと継続的に同じ作業を続けて報酬が得られるのはメリット。
無理に自分に適した仕事を探そうとするのではなく、自分の好きなことや性格に適した仕事を考えていく方が将来的なことを考えてもおすすめです。転職は勇気のいることですが、してしまえば新しい自分を発見することができます。
自分にできることを見直すことができたら、後は自分にあった仕事を見つけるために求人情報などを使って探していきましょう。焦ることは厳禁で、ゆっくり探していくのもポイント。
何もないなら未経験から始められるサービス業は今までのスキル【ナイトワーク】を活かしやすい。
ナイトワークで働いた経験があるなら、その経験を転職先で活かすこともできます。企業や会社が求めている人材として共通して挙げられるのがコミュニケーション能力。企業に属して働くということは、お客さん相手だけじゃなく、そこで働く横のつながりも大切にしなければなりません。仕事ができても、会社の部下や上司、同僚とケンカばかりしていると会社によっては不利益そのもの。
ナイトワークしていたことは転職に不利だと考える人もいるけど、ナイトワークしていたことが有利になる企業って意外と多いんですよ。転職するためには経験やスキルが必要だと思う人も多いですが、サービス業は今までのナイトワークを活かせる職種。未経験者でもコミュニケーション能力があれば、仕事を通してスキルを磨いて仕事にすることができます。
将来独立を考えてセラピストの仕事もあり!?
これからの時代、「手に職をつけておいた方がいい」ということはいろんなところから情報として入ってくると思います。ニューハーフを含めてすべての人に言えることで、手に職をつけることで会社の一員として働くだけではなく、独立して働きやすいのもメリット。
ニューハーフが転職をする上で、手に職をつけて今後に活かしていきたいならセラピストもおすすめです。ニューハーフ専門のセラピストのお店は増えており、キレイでほどよく力があるニューハーフのマッサージは特に人気です。ニューハーフ専門のマッサージ店なら、他の人の目を気にすることなく自分らしく働くことができますよね。
これまでマッサージをしたことがない人でも、研修制度を用意して初心者でも働きやすい環境を作ってくれているので安心。アルバイトとして転職をしても、マッサージは時給がいいので高収入を期待することができます。
マッサージ店でスキルや技術を高めて、そこから独立という選択肢もあります。独立すればライフスタイルを中心とした仕事ができるし、自分のしたいような経営展開もできる!ニューハーフのセラピストを募集しているお店は都心部だけじゃなく、地方にも広がりつつあるから、どこにいても働くことができます。
実際に働いてみて、自分に合わなかったので、他の仕事に転職するってなった場合でも、セラピストとしての実績はマイナスにはなりません。後のことを考えても、セラピストして働くことはメリットです。
サービス業は相手の気持ちを考えて言動や行動できることが何より大切。なので、求人を出す側も学歴や職歴だけで決めてしまうのではなく、面接で人柄をきちんと見ます。ニューハーフであることはサービス業で不利になることは少なく、むしろ話しやすい雰囲気があれば、ニューハーフであることがプラスになることもあります。
ただし、サービス業で働くのであれば最低限のマナーや教養は必要です。面接を受けに行ったときに派手な格好で行くことや面接官にため口で話すのはもっての他。面接は自分をアピールする場ですが、過剰なアピールは逆効果になってしまうから気を付けましょう。
ココナラやティーチャーなどのアプリサービスを活用する。
新しい働き方として注目されているのが、自分のスキルを売る仕事。ココナラやティーチャーなどのアプリサービスを活用して仕事をするのが一般的なスタイルで、サービス料は自分で設定ができるのも魅力。
人には負けないスキルがあったり、得意なことがあったり、ニューハーフとしての人生を活かして人生相談するなど、売るスキルは多種多様で、そこに需要があるならどんなことでも仕事につながっていくのが最大のメリット!
ココナラやティーチャーを使ってスキルを売ることは、転職して働くのとは違います。転職先がなかなか決まらず、収入が入ってこなくてお金がピンチになっているときにも副業として活用することができます。転職が決まっても、副業がオッケーな会社なら、ココナラやティーチャーで副業することも可能です。
ココナラやティーチャーのサービスを使って、依頼が殺到して収入も高くなったら、転職せずにこの仕事を軸にするのもあり。自分の得意なことを売ることができる仕事ほど、やりがいがあって魅力な仕事はありません。今はネットで情報が拡散するような時代なので、急に火がついて売れっ子になることもあり、可能性の大きさという点でも未知数!
転職と言えば企業に属して働くのがセオリーでしたが、今はいろいろな就業スタイルがあるから企業に属する働き方がすべてではありません。自分にどんなことができるのか模索してみるのもよいでしょう。自分と向き合うきっかけにもなります。
自分のカードを増やそう!
長らくマイノリティは生きにくい世の中でしたが、ここに来てようやくマイノリティにもスポットが当たるようになり、「マイノリティ=特殊」から「マイノリティ=個性」と認識されるようになりました。
ニューハーフとして生活している人の多くは、人生の中でマイノリティが原因で傷付いた経験があると思います。人と一緒であることが美徳されてきた一昔前は、人と違うという理由だけで排泄的な扱いをされることも珍しくありませんでした。
しかし、人と同じ人ばかりだと新しい物が生まれることはありません。特に仕事においてはAIやネットの普及によって、これからは創造性が仕事に重視される世の中になることが想定されています。ニューハーフとしての感性や個性が活きる仕事も増えてくることでしょう。
転職して成功するためには、兎にも角にも自分のカードを増やしていくことが大切。もちろんニューハーフという属性も、一つの強いカード!トークスキルやコミュニケーション能力の高さなどもカードです。カードを上手に扱うためには、自分自身を理解することから始めましょう。
どんなことが得意で、どんな仕事なら長く続けることができそうかなど、イメージを膨らませていくことも大事。カードを増やしていくためには、アンテナを広げてどんなことにも積極的なスタンスで行動していくことも大事!頑張っただけ仕事や報酬に還元される世の中なので、カードを増やして上手に使っていきましょう。
上記のまとめ【感想】
転職って、「したい」って考えていても行動に移すことって簡単じゃないですよね。私も転職する度に、転職して大丈夫なのかっていう不安がついて回りました。ナイトワークで慣れていると、昼間の仕事に転職するのは時間に制約がかかる、給料が少なくなるなど、デメリットが多いのも事実。でも、実際に転職してみると、後悔しないように頑張るから意外と上手くいったりするものです。
転職で成功するためには、自分がどんな仕事に向いているのか、将来どうなっていきたいのかイメージを膨らませておくことが大事だと思います。少なくとも、今の私がいるのはたくさん考えて転職して環境を変えてきたから!一歩踏み出すことで、新しく見えてくる未来が必ずあります。