サッカーの試合で、相手チームがフリーキックの準備を始めた。
守備側の選手たちは、ゴール前に並び、「壁」を作る。
「よし、みんなガードしろ!」
チームメイトたちは、反射的に股間に手を当てた。
詩織も、みようみまねで股間に手をやる。
(これが、壁を作るときの基本スタイルなんだ……)
そう思いながら、周囲と同じように構えていると——
「詩織はいいよ、付いてねぇんだから!」
コーチの野次が飛んできた。
一瞬、フィールドが静まる。
男子たちはクスクスと笑い、詩織の顔がピクリと引きつった。
(……なにそれ)
「ついてない?」
詩織は、冷静な声で問い返した。
「サッカーに、ついてるもついてないも関係ないでしょう」
コーチは一瞬、言葉を失った。
「いや、まあ……そうだけど……」
「私だって、ボールが当たったら痛いです」
詩織は腕を組み、真っ直ぐコーチを見つめる。
男子たちが、どよめく。
「女にはわかんねぇよ」
コーチは苦笑しながら頭をかいた。
詩織は、黙って再び構え直す。
(私は、男と同じフィールドに立ってる)
(ついてる、ついてない、そんなことで区別されるなんて、納得できない)
静かに、笛が鳴った。
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女装拡散ゾウさん
掲載媒体:性転換大失敗!元ナシナシニューハーフが男に戻る!
詩織の股間ガード
詩織の股間ガード