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快感の不在

詩織はいつものように軽い笑みを浮かべ、悠斗の股間を話題にした。「悠斗のあそこって、女の子みたいな形だけど、女の快感ってあるの?」。彼女の声には純粋な好奇心が込められていた。女性のスジがクリトリスで感じる快感を思い浮かべ、悠斗も同様の感覚を持つのではないかと単純に考えたのだ。だが、悠斗の表情は一瞬で曇り、視線をカップに落とした。いつもなら「ちんちんがあれば」と半ば苛立って返す彼が、今回は沈黙した。やがて、悠斗は低い声で口を開いた。「詩織、俺には性的快感が全くない」。その言葉は重く、詩織の笑顔を凍らせた。彼女はこれまで、悠斗のスジを触ったり指で刺激したりする際、彼が感じていると信じていた。だが、悠斗は続けた。「手術の都合なのか、体質なのか分からないけど、手術後に全部失った。穴に入れても激痛が走るだけで、なんの面白みもない」。彼の声には、かつての快感を求める切実さと、現在の空虚さが滲んでいた。悠斗は首を振った。「それもダメだ。擦っても痛いだけ。ディルドも試したけど、痛いだけで虚しかった」。彼は大人のおもちゃでかつての快感を取り戻そうとしたが、スジには何の刺激も届かなかった。詩織は黙って彼の言葉を聞いた。カフェを出る時、詩織は「快感がなくても、悠斗と遊ぶのは楽しいよ。またやろうね」と笑った。悠斗は「お前、ほんと変だな」と苦笑したが、その目には微かな安堵が浮かんでいた。詩織の無邪気な愛情は、悠斗の葛藤に小さな光を投じた。だが、ちんちんがない現実と快感の喪失は、彼を離さなかった。スジとスジの現実の中で、悠斗の闘いは続いていた。

女装拡散ゾウさん
掲載媒体:性転換大失敗!元ナシナシニューハーフが男に戻る!
快感の不在
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