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去年の8月に性別変更をした私。一年経ってまた事態が変わろうとしている。今回はその中でどう思うかを話すわね。
今、性別変更に必要な事
裁判所のサイトでも確認ができるけど、ネックなのはSRSを受ける負担と、子供や婚姻をしていると除外されてしまうこと。
身体や金銭の負担と、人権侵害として今この2点に関する取り決めを非難する声が高まってきているの。
もちろん世界ではこんな条件なくても性別変更ができる国や地域がある。オーストラリアの友人は手術してなくても変更できたみたい。
この夏、例外のケースが!
その中でも
家庭裁が性分化疾患でも手術せず性別変更を許可するという事例が出たの。今回は先天的な染色体による疾患、インターセックスと呼ばれる性分化疾患のケースなので私たちと比べるとまた立場が違う件にはなるかと私は思うの。
ただ1つは裁判所で紹介されてる条件外でも性別変更が認められたという事が大きいとは言えるわね。
しかしながら、はやり男性が女装をして性的犯罪をする事件は後を絶たないのも事実。だからこそMTFの事態はまだこの国では厳しいだろいと思う。それもあるのか今回はFTMだけど、MTFへの性別変更条件はとても厳しい。実際SRS手術の負担が大きいの。MTFは切除だけでなく性器の形成も入るからだ。私もここだけはネックで一年経つがまだパートナーとは事に至っていない。従来の愛し方ではできては居るが、まだ使えていないの。それは私が単にダイレーションをサボりがちだというのもあるけど、とてもきつい事なの。
そして私が体験してみて
ここからが本題。私はしてみて良かった。それは異性愛という自分が望む形での婚姻と、また社会的にも身体的にも女性になれたという安心があるから。正直恋愛に関しては平等だとは思う。戸籍上の性と恋愛は関係なくあくまでも当事者の問題だから。性別変更したから恋が普通にできるとは思わないこと。
むしろ恋はどんな立場だっていつだってできるのだから仕事や結婚、通院など社会的に望む性でいたいのなら今この日本の条件でも性別変更をしても良いと思うわ。
今回の性分化疾患の方の手術なしでの性別変更。すぐにすべてのトランスジェンダーに置き換える事は難しそうだが、定められた条件外でのケースが出てきた事に行政側の人にも認知や理解がある人がいるという希望にはなったと思うわ。
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SRSなしで性別変更が通った日本と、オペから一年経った私の想い。
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