中学一年生になった詩織は、ふと、ある疑問を抱いた。
「男の子って、どうしてあんな風に立ちションできるんだろう?」
子供の頃から、男子が平然と立ち小便をする姿を見てきた詩織は、いつしか、自分も同じようにできるのではないか、と思うようになったのだ。
「そろそろ、私も立ちションできるだろう」
そう思い立った詩織は、ある日の帰り道、河川敷に立ち寄った。あたりを見回すと、幸い、誰もいない。チャンスだ。
詩織は、スカートを捲し上げ、意を決してパンツを下ろした。
「えいっ!」
気合を入れて、立ちションを試みた。しかし、現実は想像とは大きく異なっていた。
かつて見た男子のように、前方に勢いよく放物線を描くどころか、尿はほぼ真下に落ちていく。
「あれ…?」
詩織は、予想外の展開に戸惑った。そして、すぐに気づいた。パンツが、びしょ濡れになっていることに。
「うそ…マジか…」
詩織は、自分の未熟さを痛感した。そして、同時に、パンツを履くことを諦めた。
「もう、こうなったら、ノーパンで帰るしかない!」
詩織は、開き直って、ノーパンのまま家路を急いだ。
夕焼け空の下、詩織は、少しだけ大人になったような気がした。
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女装拡散ゾウさん
掲載媒体:性転換大失敗!元ナシナシニューハーフが男に戻る!
詩織の立ちション失敗
詩織の立ちション失敗