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詩織の性欲

「昨日は、本当に気持ちよかったよ」

その言葉は、まるで魔法のように、悠斗の心を惑わせた。昨夜、自分は何もできなかった。何も与えられなかった。ただ、無力な姿を晒しただけ。それなのに、彼女は「気持ちよかった」と言う。その言葉の真意が、悠斗には全く理解できなかった。

「男の人って、すぐに挿入しようとするから、つまんないんだよね。せっかく盛り上がってきたのに、すぐに終わっちゃうし」

詩織は、悪びれる様子もなく、そう続けた。彼女の言葉は、まるでナイフのように、悠斗の心を深く抉っていく。

「あと、フェラとか要求されると、マジで最悪。アレを舐めるとか、何が気持ちいいのか全然わかんない」

悠斗は、息を呑んだ。自分には、陰茎がない。だから、挿入することも、フェラを要求することもできない。それは、詩織にとっては、むしろ都合の良いことだったのだろうか。自分は、彼女にとって、ただの都合の良い存在なのだろうか。

「悠斗くんは、そういうところがないから、最高に楽しい夜だったよ。無理強いしないし、私の気持ちをちゃんと考えてくれるし」

詩織は、悠斗の顔を覗き込み、悪戯っぽい笑みを浮かべた。

「悠斗くんに、何回もいかせてもらったあとに、ディルドで中イキもできたんだよ。」

「ねえ、悠斗くん。あのね、実は私、ディルドとかのおもちゃを使うの、全然抵抗ないんだ。むしろ、大好き」

詩織は、少し躊躇いがちに言葉を選びながら、そう言った。

「だって、自分で好きなようにできるし、誰にも邪魔されないじゃない? 」

彼女は、そう言うと、少し寂しそうな表情を浮かべた。

「だからね、悠斗くんにおちんちんが無くても、私は全然構わないんだ。だって、私は別の方法で女の快感を得られれば、それでいいんだもん」

彼女は、悠斗を傷つけたくない。ただ、自分の気持ちを正直に伝えたいだけなのだ。

しかし、その言葉は、悠斗の心に深く突き刺さった。

「そうか…。詩織にとっては、それでいいんだ…」

悠斗は、力なく呟いた。彼は、ようやく理解した。二人の間には、埋められない溝があるのだ。

詩織は、ディルドを使って、自分の快楽を満たすことができる。だから、悠斗に陰茎が無くても、問題ない。しかし、悠斗は違う。彼は、陰茎がないと、何の快感も得られない。

女装拡散ゾウさん
掲載媒体:性転換大失敗!元ナシナシニューハーフが男に戻る!
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