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バックで腰をふる悠斗

「いいよ、入れて」

詩織の言葉が、悠斗の耳に熱く響いた。四つん這いになった彼女の背中は、月明かりを受けて白く輝いている。悠斗は、男性器のない自身の股間に、確かに熱い疼きを感じていた。それは、幻肢痛にも似た、存在しないはずの感覚。

後ろから詩織に密着すると、彼女の体温が伝わってくる。挿入を試みるが、そこには何もない。焦燥と切なさが、悠斗の胸を締め付けた。腰を動かすたびに、無力な股間と詩織の柔らかな臀部が触れ合いペチペチと音が響く。

「何やってんの、入ってないよ」

詩織の挑発的な言葉は、悠斗の自尊心を逆なでする。
悠斗はたまらず腰を振るスピードを上げるが何も起こるはずがない。

その時、突然、詩織が堪えきれずに吹き出した。最初は小さな含み笑いだったものが、次第に大きな笑い声へと変わっていく。彼女は体を震わせ、涙を浮かべながら、爆笑している。

「あはははっ! ごめん、ごめんね! だって、あまりにも…! 真剣な顔して、ペチペチやってるのが、もう、面白くて!」

女装拡散ゾウさん
掲載媒体:性転換大失敗!元ナシナシニューハーフが男に戻る!
バックで腰をふる悠斗
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