昨日のブログは皆さんお読みになりましたか??"恋愛が拗れに拗れるホントの理由"女装家セラピスト クノタチホ『恋愛が拗れに拗れるホントの理由』"今年こそは大好きな彼に私だけを見て貰える女になる" という恋愛の目標を新年からすごい意気込みで新年会で話してくれた女友達がいます。 彼女の名前はSちゃ…ameblo.jp この2年間セフレ以上恋人未満の曖昧な関係を改善できずに悩んできた友達Sちゃんが 今年こそこの状況から抜け出すために・・・ ポイント①変化に抵抗する思い込みを構造的に観るという事がなぜ大事なのかという事を解説しました。 ネガティヴな現実の原因にあるさまざまな思い込みは複雑に絡まり合っている事。 何度も何度も繰り返される問題を解決するにはコア・ビリーフと呼ばれる根源的な思い込みと向き合っていく必要がある事。 そして脳科学に基づいた正しい順番で取り扱っていく事が大事であるという事をお伝えしました。 浅いレベルでネガティヴな思い込みを手放すアプローチをしてしまうとかえって拗らせてしまう。 その理由を知って “納得した““気持ちが楽になった“ というご意見や感想を沢山頂きました。 やはり"なぜ変わらないのか?"そのホントの原因を知る事で 変化が始まったぞ!!と実感される方は多いみたいです。 という事で昨日に引き続き今日も 変わる人・変わらない人の違いを大きくわけるポイントを "なぜ友達のSちゃんは2年間もセフレ以上恋人未満の曖昧な関係を改善できずにいたのか?" という具体的な問題と紐づけて解説をしていきたいと思います。 ポイント②変化を完了させる記憶の使い方 一般的な心理学の講座や恋愛の講座に参加するとよく言われる事として ネガティヴな恋愛のパターンの基になった"原体験"にフォーカスする事が大事であると言われます。 実際Sちゃんの場合も 彼に対して“もっと私の事だけをちゃんと観て“と言いたくなる場面でもつい自分の本心を引っ込めてしまう。 というネガティヴな反応が繰り返される原因は 幼少期の頃に末っ子の妹ばかりを可愛がる両親に対して“もっと私の事だけをちゃんと観て“ と言えなかった事が関係しているという自分なりの原因の解釈を話してくれていました。 この"原体験"にフォーカスするアプローチの事を想起型セラピーと呼びます。 "原因に気づけば問題は解決する"という前提に基づいたこの想起型セラピーを活用しているカウンセラーさんは多いのでは無いでしょうか? でも実はこのアプローチもかえって自分の問題を拗らせてしまう大きな原因になってしまうわけです。 もちろん原因に気づけば原因がわからないよりも心の状態は一時的には良くなります。 ただそれで繰り返されるネガティヴな反応が改善されるかどうかは全く別の次元の問題なのです。 実際に友達のSちゃんが原体験にフォーカスを当てれば当てるほど 「大事な場面で本心を引っ込めてしまう」というネガティヴな反応がおさまるどころか強くなっていたのが多くの事を物語っています。 なぜ原体験にフォーカスを当てれば当てるほど問題は拗れるのか? 答えはシンプルです。 それをする事が“だから仕方ないよね"と心の中で言い訳をする というネガティヴな内的パターンを産んでしまうからです。 もちろん変容を推進するプロセスとしては原体験にフォーカスを当ててあげて心を楽にしてあげるという事はとても大事なプロセスです。 ただこれは大きな変容をゴールとするならただのプロセスなので ここで心理的な介入を辞めてしまうとホントに大変な事になってしまうわけです。 その続きの大事なプロセスは“子供の頃のあなたはホントは何を体験したかったの?“という癒しの記憶(イメージ)を相手の中に植え込んであげる事。その癒しの記憶から生成される感情や感覚をしっかりその人の中に上書きしてあげる事なんです。 このアプローチを植え込み型セラピーと呼びます。 アタシが講座の中で指導する植え込み型セラピーは 2010続きをみる
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原因に気づくと恋愛が拗れる悲しい理由