男性ホルモン投与で生まれた男としての自覚〜立ちション願望の発現〜

俺はちんちんが付いていた頃から座りションをしていた
男に戻って当初は座りションが面倒では無いというと嘘になるが
自業自得だと思い割り切っていた
あの事件があるまでは

ある日、駅の男子トイレに入ると
同年代の男性がちんちん丸出しで立ちションをしていた
そのちんこが俺に付いていたちんこと激似だったのだ

俺が毎日毎日、再生を祈っている肉棒が
その男には当然のように付いていたのだ

隣で立ちションをしたかったが
俺には肝心要のちんちんが1mmもない

半泣きになりながら個室に入り
ショーツを下ろすと、女みたいな割れ目になっていて
ペニスが生えているわけがない

「男は全員立ちションしてるじゃないか」
「女みたいにパンツ脱いで座りションしてんのは俺だけだ」

その日以来、立ちションできないことが強烈なコンプレックスになった