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【宇宙元旦記念】クノタチホが一流小説家になる未来予想図

クノタチホが一流の小説家になる世界線が見たい そんな事をベストセラー連発してる有名編集者に言われたら皆さんならどんな気持ちになりますか??未来の自分の姿他の人に思い描いて貰えるのはとても幸せな事です。 ぶっちゃけめちゃくちゃ幸せです。 特にそれが自分が信頼してたり、尊敬している相手だと。 でもね岸田さんは想像の種をくれただけでその種に愛を込めて水をやり芽が出てやがて花が咲くまではアタシ自身がやらないとダメなんです。ここからはしっかり自分のビジョンにしなきゃ。小説家として期待されたという事に喜んでいては絶対に一流の小説家になんてなれない。 という事で今日のブログではクノタチホが一流小説家になった未来の世界でクノタチホの小説は社会にどんな影響を与えているのか? どんな作品を世に残しているのかという未来予想のようなマニュフェストのような記事を書いてみたいと思っています。 なんといっても今日は宇宙元旦?だから。アタシの願いを込めて。 【小説家クノタチホとしての未来】 1作目セックスレスをテーマにした恥部替物語では結婚観念と貞操観念を粉々し 2作目ルッキズムをテーマにしたコンプルックスでは強迫観念と優劣観念を粉々し見事その年の本屋大賞を受賞。 作品を通して多くの人を苦しめている集合的観念を作品によって破壊する事で多くの人の心を解放してきた天才小説家クノタチホが3作目に選んだテーマは不眠症だった。ごく普通のOLとして平凡な毎日を幸せに過ごしている主人公が眠れないその理由から日本人の幸せの前提、つまりは幸福観念と普段直視する事の無い死生観を描いた問題作。 当たり前や常識を盲信して不眠症が蔓延して死んでいく日本人が急増していくこの物語の鍵を握るのは飲むと大事な記憶を失うぐらいに深く眠りに入る副作用をもたらす深眠薬大事な記憶を無くす事で不思議と幸せになっていく登場人物達はそれとは引き換えに自分の人生にホントに大事なモノを見つけていく。 意識という深い海に潜る事で大事だと錯覚している手放すべきものに眠りの中で気づいていく不思議な様子はまさに潜在意識の専門家だからこそ描ける描写。 そして作品の中でこの深眠薬を飲む事を拒んで死んでいく登場人物の自我に対する執着や葛藤に多くの読者が矛盾だらけの現代を生きる自分を投影する事になり大きな社会現象を巻き起こす。 そしてこの3作目の深眠薬というのは3作目の小説のタイトルにもなった。 この作品で意識という実態の無いものや認知のメカニズムをリアルに描きだした事も評価され44歳で直木賞を受賞する事になる。そしてこの賞の授賞式でのクノタチホの言葉には多くの人が耳を疑う事になる。 『自分の未来の可能性を自分が信じられない時に先に自分の可能性を信じてくれる人が現れる人もいれば、そういった人との出会いに恵まれない人もいると思います。 アタシは皆さんご存知のとおり1人の愛と才能のある変わり者の編集者が側でずっと才能を信じてくれたからここまで来れた。 ただそれだけです。そして幸いにもアタシは小説という拡声器を使ってしか変える事のできない腐った社会的通続きをみる

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